瀬川6段VS小林裕士7段 順位戦2

戦形は瀬川師範の先手で横歩取り、小林さんが33角から、激しい手順になりました。
今は僕もパソコンに水匠5を入れて、形勢判断がAIで出来るようになり、ついついそれに頼ってしまいますが、局面は互角のようです。

 泣き虫しょったんの映画や本だけの人は、瀬川君が中学生の時に大会で負けたことだけ話になっているので勘違いしているかもしれませんが、当時中学の大会は全国大会が2つあり、そのうちの1つ中学生選抜将棋大会で彼は全国優勝しています。中学生名人戦が映画の話です。
 二人が、小6から初めて中学の全国大会で優勝を狙えるようになったのは、能力があったからではなく、ただ環境がよかっただけだと思います。家の隣に同じ年の子がいて毎日一緒に遊んで、その遊び道具が将棋にかわって夢中になり、はまっただけです。ただはまり方が以上で、夏休みなどは、1日60局指していました。なぜ局数を覚えているかというと当時2人の中で成績をつけるのが流行っていて、なにの戦法で勝ったか、負けたか書いてあり、棒銀で15角の王手飛車をくらったときは、ノートにヒキヨウ!!!って書いたのを覚えているのでレベルはかなり低かったと思います。

 今は、ネット環境があるから、相手にはこまらないと思うけど、当時はかなり恵まれてて、強くなれたのは瀬川君がいたからだなと思います。

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