将棋の勝ち方

将棋というゲームは、どうやったら勝つかというよりも、どうやったら負けてしまうかだと思います。
昔は、1局の対局でプロは1手間違える。アマ強豪は5手間違えると考えてました。
 コンピューターの登場により、それ以上に間違えて指していることが分かってきましたが、ようは自分がいい手を指すから勝つのではなく、相手が悪い手を指すから勝てるのである。
 なので、将棋に勝つためには相手が間違えさせればいい。終盤の戦いで、自分が優位に立った場合は、とにかく単純に局面を進めていく。逆に悪くなった場合は、相手の指し手に選択肢をあたえつづける。選択肢があればあるほど、人は悩む、例えば8対2の不利な局面も、6対4になると、どんな人も動揺し、悩んで、悪手を指して逆転されてしまったりします。

 結論は、いい時は単純に
     悪い時は、単純に手数を進めるのではなく、相手に考えさせる手を選択するようにする
 
 でも、相手が間違えて勝つのではなく、自分の納得のいく将棋で勝ちたいな、そんな将棋はいままでで、1局ぐらいです。

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