アベマの地域対抗戦でロケにやんけ道場を使ってくれて1番嬉しかった事は、チーム監督の渡辺明9段が昔対戦しましたよねと話しかけてくれたことです。
だいたい25年前に竜王戦6組の1回戦で対戦したことがあるのですが、かなり昔だし、沢山将棋を指して来ているので、覚えてくれているのかな、きっと忘れてしまっているのかな、この忙しいロケの間で会話など出来ないだろうなと思っていただけに、名人の方から言っていただけたので、嬉しかったです。
将棋は覚えていますか?と逆に聞くと、断片的に・・・との答えだったので、25年間あたためていた事があったので、あの将棋は、実は55の竜の漫画に出てくる、飛騨のおじさんが指した、飛騨の中飛車合掌作りの中で完璧な布陣、浮きゴマが1つもない局面が出てくるのですが、渡辺明9段との将棋も、あと1手指すと、浮きゴマが1つもない駒組が出来る局面になったのですが、そこでその手を指し、「美しい、浮きゴマが無い」とつぶやくか、しかしその手を指すと攻め込まれて悪くなってしまうので、その手を指すか、勝負を意識してあきらめるか、悩んだあげく、勝負をとり、おまけに負けるといった事が、あったので、ものすごく簡単にその時のことを話しました。
説明がへたくそなので、きっと名人はこのデブ何言ってんだろうと、不思議な気持ちになったと思います。ただ、本人に1度言ってみたかったので、すっきりしました。
渡辺健弥 vs. 渡辺明 竜王戦
61手目
37桂馬と跳ねたら、美しい浮きゴマのない形ですが、
攻め込まれるので、ひよって68角と引きました。
良かったら並べて見てください。アマチュアらしい駒組です。
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